トップページ > ボディケア・スキンケアにお役立ち スパとエステの違い

「スパ」も「エステ」も美容の話題ではよく聞かれることでしょう。
ハワイでも大人気ですので、興味のある方も多いようです。
どちらも同じようなものでは?というイメージを持っている方も多いかもしれません。
確かにスパもエステも“ボディのケアをするところ”ですが、実はスパとエステは基本的に概念が違います。
ここではスパとエステの違いについて紹介しましょう。
ハワイ旅行の前にスパとエステの違いを理解して、現地でより満足のいく施術を受けてみませんか?
スパについて
スパとはリラックスや安らぎを与えることを目的とした、癒しの施設です。
リラックス効果のある音楽でのヒーリングや、自然のエネルギーを取り入れた施術を行うところでもあります。体が本来持っている力に働きかけて自然治癒力を高めることを目標とし、身体の不調の改善だけでなく心理的なストレスを軽減することにも効果があります。
日本ではスパというと温泉施設を指す場合が多いのですが、大半は温泉の効能を活かしたもので、スパ=温泉にフィットネスジムやマッサージサービス、食堂やカフェなどがついた複合施設という意味合いが強くなっています。
ですがハワイでのスパは温泉施設ではなく、施設のことを指しますのでハワイを訪れる際はその違いを心に留めておきましょう。
ハワイのスパの代表的なメニュー
ロミロミ、トリートメント、リフレクソロジーなどがあります。ロミロミはハワイの伝統のマッサージ方法。「押す」「圧迫する」という意味があり、古代のハワイでは医療行為として行われていました。
ロミロミには全身の筋肉を揉みほぐすだけでなく、体や心に溜まった悪い気を外に排出させる効果もあります。
エステについて
エステは美を追求することを目的とした施設です。痩身マッサージ、脱毛、ボディトリートメントにパックなど、美しい外見を得るための施術を行うところです。しかし、美の追求のためには精神的なストレスがあってはいけません。心の安らぎや癒しというものも必要となります。
そこで癒しの効果を取り入れたマッサージを行うサロンが登場し、現在ではこの部分に重点を置くところも多くなりました。そのことからスパとエステの認識が混合し、広まったのかもしれません。
特にハワイは大自然とスピリチュアルな魅力のある島であるということや、世界中の人々が訪れるということからも、エステもスパと同じように癒しを重視しているところが多いのです。
ハワイのエステの代表的なメニュー
セラピストとエステティシャン
スパとエステの違いは施術をする人の呼び名にもあります。スパの施術者はセラピスト、エステの施術者はエステティシャンといいます。
セラピストは健康や癒しを提供することに長けている人です。卓越した技術もさることながら、リラクゼーションの知識も豊富です。
一方、エステティシャンは、美を追求するプロです。
美しくなるための技術、知識を身につけることはもちろん、食事や運動に関するアドバイスや提案をするスキルも持っています。
日本では無資格でもスパやエステの営業は出来ます。しかもある程度の講習を受ければ認定される、民間の資格を利用して営業しているサロンも少なくありません。
しかしハワイでは人の身体に触れて報酬を得る仕事をするには、ハワイ州が認めたライセンスが必要と決められています。
セラピストもエステティシャンも、100時間以上にも渡る勉強と実技の練習をこなしてようやくなれるものという位置づけです。
そのため、ハワイのセラピストやエステティシャンは、豊富な知識と高い技術力を持っている、いわばプロ。こうした点からもハワイではハイレベルで充実した、ハイレベルな施術を安心して受けられるのが魅力です。
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