トップページ > ボディケア・スキンケアにお役立ち ワックス基礎知識 毛周期(毛の成長サイクル)について知ろう

ブラジリアンワックスなど、市販されていて手軽に手に入れることができるワックス。即効性があり、従来の光脱毛やレーザー脱毛では対応できない部位も脱毛することができるのでロイヤルカイラスパのサロンでも取り扱っております。 古い角質にも高価があるため、サロン帰りには生まれ変わったような肌になり、ハワイ滞在中はそのすべすべのお肌に触りたくなるでしょう。 そんな魅力的なサロンのワックス脱毛を行う際に意識しておきたいのが毛周期(もうしゅうき)です。 すべすべのお肌を保つためにも、毛の生えかわりについて知っておきましょう。
毛周期とは?
毛が生え、伸び、抜ける、このサイクルを「毛周期」と呼びます。髪の毛をはじめとした全身の体毛にはそれぞれ違う「毛周期」があるのです。 肌の表面に現れている毛は、生える毛の3分の1程度。 毛が一番活発で健康的な「成長期」と、毛と毛乳頭の結合が弱くなる「退行期」、毛の寿命を迎える「休止期」と大きく分けて3つの段階があります。
成長期毛が一番活発で健康的な状態が成長期
毛が一番活発で健康的な状態が成長期です。成長初期・成長期・成長後期に分けられます。 成長初期には皮膚の下の毛乳頭で毛母細胞が分裂をし、新しい毛が生まれていくのです。成長期になると栄養分を蓄えた毛は上に押し上げられ、成長後期に表皮の上に現れ、どんどん伸びていきます。
退行期毛と毛乳頭の結合が弱くなる
毛と毛乳頭の結合が弱くなるのが退行期と呼ばれる時期。細胞分裂が停止することで毛の成長も止まります。 毛穴の委縮も弱くなり、引っ張るなどの刺激を与えると抜けやすい状態です。
休止期抜けた後に次の毛を生やすための大切な準備期間
毛が毛乳頭から完全に離れて抜け落ちる、毛の寿命を迎える休止期。これは抜けた後に次の毛を生やすための、大切な準備が行われる期間でもあります。 準備ができるとまた成長初期を迎え、新たな毛が生えてこのサイクルを繰り返すのです。
ワックス脱毛と毛周期との関係
サロンの光脱毛やレーザー脱毛の場合には、生えかけた毛の黒い点に反応して機械で熱を照射し脱毛を行う方法を行います。 しかし、ワックスの場合にはすでに生えている毛に専用のワックスを絡めて抜き取る方法です。そのため表皮に毛が出ている状態ではないと施術を行うことができません。脱毛の条件として、3〜5mm以上の長さに伸びていること。できれば成長中期に入ったころがよいでしょう。 光脱毛などと違い、ワックスは毛根まで処理しないので、速く毛が生えてくることがあります。イメージとしては毛抜きで自己処理を行ったと同じくらいです。 ワックス脱毛は速効性があり、お肌がつるつるの状態が10〜14日ほど続きます。2回目以降のワックスはある程度長さが揃ってからサロンを予約しましょう。
部位によって違う毛周期
個人差だけでなく、部位によっても「毛周期」は変わります。 同じ日に全身の脱毛を行っても生えてくる時期がバラバラなのは毛周期が違うためなので、脱毛をしたい部位の毛周期を理解し、ワックスを行う時期の予定を立てましょう。
- 顔
- ブライダルエステに欠かせないフェイシャル。まつげや眉毛は毛周期が短く、1〜4ヶ月ほどで生えかわります。
メイクをしているとわかりますが、伸びる速さは遅く、1日に0.1〜0.18mmほどです。 あご部分の産毛は成長が早く、2ヶ月程度で生えそろいます。ちなみに男性のヒゲの成長期は約1年です。
- わき
- ウェディングドレスやハワイアンドレスを着用する際に気になるわき。
夏場になるとよくわかりますが、成長は早く、1日に約0.3mmずつ伸びます。体毛の中でも皮膚の下に隠れている毛が多い部位で、表面に出ている毛は全体の7〜8割。 サイクルも遅いので、一度サロンで脱毛されるなどして抜けると、また生えてくるのに4ヶ月ほどかかります。
- 腕・脚
- わきと同じくウェディングドレスやハワイアンドレスを着用したり、肌を露出した服装をしたりしているときに目につく腕や脚。抜け落ちるまでのサイクルが長く、成長期は3ヶ月から半年ほどです。
毛の向きが一定に揃っていることが多いため、ワックスでの処理もしやすいのが特徴でしょう。
- ビキニライン
- ハワイのアクティビティを気にせず頼むために処理しておきたいビキニライン。
わきと同じくサロンで処理した後は、抜けた毛が生えてくるまでに約4ヶ月かかります。 1日に0.15〜0.2mmほど伸びており、成長期は1〜2年ほどです。
- 頭髪
- 量が多いため、生えかわりに気づきにくい頭髪。
実は毛周期が長く、成長し続ける毛髪は、健康な髪で1日に50本ほど抜けるとされています。季節や年代によっては200本近く抜けることも。 1日に0.3〜0.4mm、一ヶ月につき1cm前後伸び、3〜4年ほどの寿命を終えて抜けた毛の毛乳頭からは、約4ヶ月の準備期間を経てあらたな毛が生えてきます。
脱毛は毛周期に合わせて
一度に全部を処理したと思っていても、またしばらくすれば新しい毛が生えてきてしまいます。 この新毛は前回処理した毛とは違うもので、表皮の下でスタンバイをしていた別の毛です。 脱毛をする際には毛周期を知ることが大切。特にワックスで脱毛を行うのは毛が成長期にある時がおすすめです。 休止期に入っている毛が多いと、一度に処理出来る毛が少なくなりますし、退行期には毛との結合が弱くなっていることから毛乳頭から綺麗に抜けないこともあります。 箇所に合わせて1ヶ月から数ヶ月ごとにサロンで脱毛を行うとより効果的です。
ワックスと毛周期の関係
光脱毛やレーザー脱毛の場合には、生えかけた毛の黒い点に反応して機械で熱を照射し脱毛を行う方法とは違い、ワックスの場合にはすでに生えている毛に専用のワックスを絡めて抜き取る方法を用います。そのため表皮に毛が出ている状態ではないと施術を行うことが出来ません。脱毛するためにはある程度の長さに伸びていることが条件となります。 目安としては3〜5mm以上伸びると施術がしやすくなります。成長中期に入ったころにワックスを行うようにしましょう。 また一度ワックスで脱毛を行った場合、光脱毛などよりも早く毛が生えてくることがあります。これはワックス脱毛では毛根までは処理しないためです。毛抜きで自己処理を行った場合と同じくらいの周期と考えるといいでしょう。 ワックスで脱毛を行うと肌の表面に毛がない、つるつるの状態が10〜14日ほど続きます。それから成長期の毛が表皮の上に出てくるようになり、少しずつ短い毛が現れます。次のワックスはある程度、長さが揃ってから行うようにしましょう。
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